パネル展示「赤糸威鎧と畠山重忠ゆかりの地」
2022年09月17日~2022年12月28日
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、北条義時と同年代の武蔵の若武者として畠山重忠が登場しています。
畠山重忠は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した武蔵国を代表とする武将です。武蔵国男衾郡畠山郷(現在の埼玉県深谷市畠山)の出身で、各地にその足跡を残していますが、青梅市内においても、武蔵御嶽神社に重忠が奉納したと伝わる国宝・赤糸威鎧や重忠に関する逸話が今も残されています。郷土博物館ではこの機会に合わせ、市内に残る畠山重忠ゆかりの地についてパネルで紹介しています。
今回、武蔵御嶽神社の赤糸威鎧等に関する江戸時代の古文書を紹介します。享保の改革を進めた江戸幕府8代将軍・徳川吉宗(在職1716~1745年)は武具類にも造詣が深く、武蔵御嶽神社の赤糸威鎧を含む御神宝を江戸に運ばせ、上覧※しています。伝重忠ゆかりの大鎧に関係する資料として、神宝上覧の際の書状や江戸時代の碑銘、書画および兵器などを詳細に模写した図録集『集古十種』の編纂にかかわる文書等を特別に展示しています。
(※天皇や将軍など、身分が高い人が御覧になること)
月曜日は休館日です。
時間 午前9時~午後5時
入館料 無料
投稿者:いれぶん武蔵守
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