岐阜関ケ原古戦場記念館特集展示「石田三成と関ケ原」
2021年07月20日~2021年09月26日
岐阜関ケ原古戦場記念館(以下「記念館」)では、夏休み企画「MEET三成in関ケ原2021」の期間中、石田三成関連の実物資料等を集めた特集展示「石田三成と関ケ原」を開催します。
豊臣政権下での活躍から関ケ原の戦いまでの三成の奮闘を、記念館初公開資料6点とともに紹介します。
1期 間 7月20日(火)~9月26日(日) ※記念館の休館日は除く
2会 場 記念館2階展示室3 ※入館には事前予約及び入館料が必要です
3主な展示物
・石田三成公御一代絵巻(石田三成公事蹟顕彰会所蔵)
京都の絵師高峰秀政が、石田三成公事蹟顕彰会の依頼を受けて昭和17年から10余年の歳月をかけて完成させた長大な絵巻物
・石田三成・小西行長・島津義弘・宇喜多秀家連署禁制(西圓寺所蔵)
石田三成ら西軍方の武将四人が連署した禁制(軍勢による乱暴を禁じたもの)。関ケ原の戦いの十日前に出され、小西行長最後の署名がある資料
・池田輝政禁制(西圓寺所蔵)
東軍方の武将である池田輝政の出した禁制。西圓寺が、戦乱に巻き込まれることを避けるため東西両軍から保証を得ていたことがわかる資料
・豊臣家奉行人連署状(記念館所蔵)
浅野長政・石田三成・増田長盛・長束正家が連署し、知行地を与えることを約束した書状。宛先の稲葉重通は、西美濃三人衆の一人、稲葉良通(一鉄)の子
・島左近像(複製、原本:大阪城天守閣所蔵)
江戸時代に描かれた石田三成の重臣・島左近の肖像画。左近は、佐和山城とともに「三成に過ぎたるもの」といわれた猛将
・石田三成書状(複製、原本:真田宝物館所蔵)
関ケ原の戦いに際して、三成が真田昌幸に宛てた書状。西軍への加勢を求めるもので、細川幽斎の田辺城を攻略した戦況について報告している
ほか 4点
貴重な禁制や書状が展示されます。
赤母衣イベントで古戦場記念館にお越しの際は、是非ご覧ください。
投稿者:釆女正佐吉。
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