名古屋市は1日、名古屋城天守西側の本丸内堀で見つかった石列を報道陣に公開した。1610年ごろの建築計
2021年03月01日19時37分
名古屋市は1日、名古屋城天守西側の本丸内堀で見つかった石列を報道陣に公開した。1610年ごろの建築計画にあった小天守の石垣基礎に当たる可能性がある。絵図で計画は知られていたが、実際に遺構とみられる構造物が見つかるのは初めて。
市は2~7日、調査結果を説明するパネルを設置し、現地を公開する。
現在の名古屋城には、天守の南側に小天守がある。市によると、昨年11月からの発掘調査で、天守西側の本丸内堀の地表から約80センチの深さに、石の列が2本見つかった。約25メートルの間隔で平行に走っていた。石垣を持つ構造物の北辺と南辺とみられる。
投稿者:拓之助中務少輔
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