「岡山県中世城館跡総合調査報告書」の頒布について
2020年03月01日00時00分
岡山県内に所在する約1,400か所の中世城館跡について、その実態を把握するために、平成25年度から行われた調査成果がまとめられた報告書です。
備前・備中・美作国の3分冊として、城館の位置図や規模・構造等を表した縄張り図とその解説はもとより、関連する文献史料等が掲載されています。
A4判、1,662頁、全3冊、15,000円(税別価格、送料別)
既出事項かもしれませんが、待望の報告書が刊行されます!
山名・赤松・尼子・浦上・宇喜多・毛利そして織田氏などがひしめき覇権を争った地の中世城館跡約1,400か所が網羅。
値は張りますが、多様性に満ちた縄張りが楽しめると思います。
申込には、仮予約→本予約と手順を踏むことになりますので、詳しくは『岡山県古代吉備文化財センター』のホームページ、「岡山県中世城館跡総合調査」→「岡山県中世城館跡総合調査報告書頒布の仮予約について」の欄をご確認下さい。
なお、同ホームページは非常に秀逸に作成されており、「おかやまの中世争乱史」「岡山の中世城館跡」「テーマ学習コーナー」「調査員便り」は閲覧して絶対に損はありません、必見です。
中世城館(主に山城をイメージ)に興味のある方、山城の防御施設とはなんぞや?等と思われている方、「テーマ学習コーナー」添付の鋭い写真とわかりやすい解説をぜひご覧いただければと思います。
投稿者:iggy摂政
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