英雄たちの選択・選「参勤交代を緩和せよ!~松平春嶽 幕政の根幹に物申す~」
2019年08月07日20時00分
幕末、外国船が出没し海防が課題になるが諸藩は財政難に苦しんでいた。原因は参勤交代にかかる莫大な費用。そこで参勤交代緩和を唱えたのが越前福井藩主の松平春嶽だった。
参勤交代は諸大名が将軍に忠誠を示す幕藩体制の骨格ともいえる制度。その費用が諸藩の財政を圧迫し海防ができない、と松平春嶽は緩和を訴えるが、譜代大名が仕切る幕府は受け入れない。そこで春嶽は有力大名たちを説き、党派を作って政治改革を目指すが、大老・井伊直弼と対立、謹慎処分となる。数年後、幕府の力が衰えると春嶽が政権を握ることになる。参勤交代緩和に踏み切るチャンスだが、逆に諸大名が幕府から離れる恐れも。
【司会】磯田道史,杉浦友紀,【出演】萱野稔人,岸本覚,山本博文,【語り】松重豊
投稿者:山中 バンビの助
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