道灌がみた南武蔵
2019年06月01日~2019年07月21日
東京都江戸東京博物館
常設展示室 5F企画展示室前(※常設展観覧料でご覧になれます)
調査により、太田道灌が活躍した時代すなわち戦国時代前半(15世紀後半から16世紀前半頃)の遺跡も発見されています。戦乱に関わる城館や人々のさまざまな営みを考えさせる遺構が、突如としてその姿を垣間見せたのです。
道灌が江戸城を築いた時期、東京周辺の南武蔵はどのような様相だったでしょうか。道灌は主家である扇谷上杉家を支え、関東平野での享徳の乱、長尾景春の乱などの合戦で活躍しました。江戸城を築いたのはこの戦乱の時代のはじめ、1457年(長禄元)とされています。築城により江戸は南武蔵の重要拠点となり、後に都市が発展する基点になりました。
近年に確認された太田道灌が活躍した戦国時代前半の遺跡を紹介し、東京の原風景を考えてみたいと思います。
投稿者:三ツ鱗▲钁湯無冷所
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