英雄たちの選択・選「楠木正成は悲劇の忠臣か」
2019年06月12日20時00分
皇国思想の象徴として奉られてきた楠木正成。ところが壮絶な最期を遂げる湊川合戦の3か月前不可解な「選択」をしていた。正成の知られざるリアリストとしての素顔に迫る。
1331年後醍醐天皇が天皇親政を目指し鎌倉幕府討幕に立ち上がると、獅子奮迅の活躍で建武新政の立役者となった楠木正成。2年後に足利尊氏が離反した後もあくまでも天皇の命に従い、最期は無謀とも言える戦いの末、自刃して果てた。忠君の鑑(かがみ)とされる正成だが、近年その実像が少しずつ明らかになってきている。実は天皇に背くとも思える行動をとっていた正成の真意はどこにあったのか?最新研究から見えてきたものは?
【司会】磯田道史,杉浦友紀,【コメンテーター】萱野稔人,小谷賢,呉座勇一,【語り】松重豊
投稿者:山中 バンビの助
※投稿された内容の正確性、信頼性等については一切の責任を負いません。特にイベント等へ行かれる場合には、必ず公式の情報をご自身でご確認下さい。