謙信景光の展示「国宝公開」
2019年02月05日~2019年03月03日
常設展示室第3室
特集展示「国宝公開 短刀 銘景光」
本展では、当館が所蔵する、武蔵武士(むさしぶし)の大河原(おおかわら)氏が備前長船派(びぜんおさふねは)の刀工景光(かげみつ)に作らせた国宝の短刀を、期間限定で特別公開します。
大河原氏は秩父郡出身の武士ですが、この短刀を作らせた時には播磨国(はりまのくに)宍粟郡(しさわぐん)三方西(みかたのさい)(現在の兵庫県宍粟(しそう)市)に移住していました。しかし、その刀身には「秩父大菩薩(ちちぶだいぼさつ)」と刻まれており、秩父神社に奉納されたものと考えられています。遠く播磨国にありながらも故郷を想う、武蔵武士の心が垣間見られます。この短刀は、戦国時代には上杉謙信(うえすぎけんしん)の愛刀となっていたため、「謙信景光(けんしんかげみつ)」と呼ばれています。
今年度は、例年よりも規模を拡大し、本県ゆかりの名刀などを同時公開するほか、大人気のPCブラウザゲーム&スマホアプリ「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)-ONLINE-」とのコラボレーション企画も実施します。
投稿者:国崎城一郎✨神恩感謝
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