2019年01月20日10時00分

 

元亀2年(1571)、織田信長は延暦寺を焼き討ちにし、明智光秀に志賀郡を与えて、坂本城を築かせます。坂本城は、湖岸沿いに築かれた水城で、当時来日していた宣教師ルイス・フロイスは、信長の安土城に次いで立派な城であったと記しています。しかし坂本城は、本能寺の変の後、明智光秀が滅ぼされた後炎上します。その後再興されますが、天正14年(1586)、大津築城に伴い廃城となりました。現在は、湖中に一部の石垣を見ることはできますが、坂本城の実像については、ほとんどが分からないままです。
今回の講座では、坂本城と城下町の痕跡をたずねて、城があったとされる大津市下阪本を、坂本城を考える会の案内で探訪します。あわせて、坂本城跡発掘調査の最新情報をご紹介します。

1.日時：平成31年1月20日（日曜日） 10時00分～16時30分 ※9時30分受付開始
大津市坂本公民館集合
京阪電車石坂線穴太駅・JR湖西線唐崎駅解散

2.場所
講義：坂本公民館2階大会議室（大津市坂本6丁目1-12）

3.行程
大津市坂本公民館→西教寺→聖衆来迎寺→酒井神社・両社神社→坂本城跡発掘調査現場→坂本城跡→京阪穴太駅・JR唐崎駅
全行程約10km

4.講師
講義「延暦寺焼き討ちから坂本築城」：松下浩（滋賀県教育委員会文化財保護課）
現地探訪：坂本城を考える会

5.定員：85名（事前申込制・先着順）
参加費：無料

6.参加申込方法
FAX・電話・メールに住所・氏名（ふりがな）・連絡先（携帯電話推奨）を書いて下記まで申し込み。
申込締切：平成31年1月17日（木曜日）午後5時

7.持ち物
健康保険証（コピー可）、雨具、弁当、水筒、タオル、歩きやすい服装・靴

8.その他
講座資料(A48頁程度）を無料で配布します。
当日の気象条件等の変化により、コース・終了時間等を変更する場合があります。
悪天候等による中止の場合は18日（金曜日）午後5時までに参加者に連絡します。

9.参加申込・問い合わせ
滋賀県教育委員会事務局文化財保護課城郭調査係
〒521-1311滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678城郭調査事務所
TEL0748-46-6144／FAX0748-46-6145／E-mail：ma16@pref.shiga.lg.jp

 

投稿者：昌幸石見守4/20宍戸吉川

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