2018年09月22日10時00分

 

佐賀城本丸跡発掘調査現地説明会（第5回）を開催します　～本丸跡南東隅の地下遺構の姿が明らかに～


佐賀県では、明治維新150年を契機に幕末維新期の佐賀藩の歴史への興味や関心を醸成していくことを目的として、平成29年10月から佐賀城本丸跡の発掘調査を実施しています。

　今年度は、佐賀藩10代藩主鍋島直正が天保6～9(1835～38)年に再建した本丸御殿の全容を解明するため、7月から発掘調査を開始し、「請役所」等藩政機関の「外」建物跡、藩主側近が詰める「内」の空間の建物跡、「奥御寝所」等藩主の私的空間の建物跡や天保9年以降に増築された御玄関前の建物跡などの調査を進めています。

今回の現地説明会では、昨年度にひき続き追加調査を行っている本丸跡南東隅の地下遺構を中心に調査中の各遺構の状況を御説明いたします。また、「内」の空間で確認した江戸時代初期の礎石も御紹介します。
この機会にぜひ御覧ください。
　　　　　　　　　
記
1　日時　 平成30年9月22日(土曜日)
　　　　　　　　 10時から11時30分　(1回目)
　　　　　　　　 13時30分から15時 (2回目)
2　場所　　佐賀城本丸歴史館外御書院及び発掘調査現場
(集合場所　佐賀城本丸歴史館外御書院)
3　内容　(佐賀城本丸歴史館学芸員・文化財課調査担当職員による説明)
　 　(1)　今年度の佐賀城本丸跡発掘調査の概要
(2)　出土資料の見学(杏葉文鬼瓦、文字銘磁器ほか)
(3)　発掘調査現場見学(本丸跡南東隅の地下遺構ほか)
4　参加料　　無料
5　主催　　佐賀県立佐賀城本丸歴史館・佐賀県教育庁文化財課

 

投稿者：さすらいの征夷大将軍慶誾尼☆寧

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