今井城(いまいじょう)

今井城 投稿者:でんど備中守あたる♪さん

城郭基本情報

名称(よみ) 今井城(いまいじょう)
通称・別名 金子城
所在地 新潟県中魚沼郡津南町上郷大井平字城
天気情報

11/22(金) 降水確率:70%
11℃[-2]5℃[±0] 詳細

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問い合わせ 津南町教育委員会文化財班[電話
分類・構造 山城
築城主 今井兼平
築城年 寿永年間(1182〜1183)
主な城主 今井兼平、市河氏、金子氏
廃城年 慶長3年(1598)
遺構 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)、枡形虎口
指定文化財 県史跡(今井城跡)
再建建造物 碑、説明板
今井城は中津川の左岸、段丘面(米原II面)突端に築かれた中世の城跡である。

源平時代の木曽義仲の臣下、今井兼平の城と伝えられているが、遺構などから天分年間(1532~1555)から弘治年間(1555~1558)の頃に城壁が築かれ、戦国時代には、上杉氏の番城として戦国末まで使用されたとされる。

金子次郎右衛門がいたという学説もあるが、この金子次郎右衛門が1582~1592年の間に琵琶懸城に移ることから廃城になったと考えられるが、資料不足のため、さらなる検討が必要である。

建物跡は残っていないものの、堀や本丸・二の丸の跡が残っており、現在も当時の面影を残している。

自然の要害を利用したつくりで、中津川以北や志久見川以南の信州市河谷が一望できる。

巨大な堀切や城壁下に迫る敵兵を、傾斜した畝形の障害つくり、敵の進路を制限することで、高所より弓、投槍、鉄砲などで倒すことができる畝形阻塞が特徴的である。

同じ台地上に赤沢城があり、この城との関係が重要であり、太平記にも記載される赤沢城は、南北朝時代の新田氏の城と考えられている。周辺には赤沢館、中館などや梵字碑があり、南北朝時代の中心地として考えることができる。この新田氏が生き残り、上杉家の家臣として、この地で戦国時代も活躍したと考えられる。赤沢城からは15世紀~16世紀の建物の跡や陶磁器類が出土している。

さらに、城原、下城、上城などお城に関わる地名も残っており、芦ケ崎本村には、砦があり、今井城と同じ、畝形阻塞が特徴的に作られている。赤沢台地全体が、津南町において、中世という時代の中心地と考えられる。

このほか、三箇地区には、辰ノ口城、笹沢城などの山城が点在し、外丸集落の善久院は、南北時代の新田義貞の弟の脇屋義氏が開いたとされ、お寺には南北朝時代の木造釈迦如来像が安置されている。さらに、寺石の吉祥寺には、南北朝時代の鰐口や平安時代の木造薬師如来像が安置され、この地に平安時代~南北朝時代に人々が暮らした痕跡を読み取ることができる。

情報提供:津南町教育委員会



城郭口コミ


2019/04/12 20:04カーネル
今井城:飯山線 足滝駅から駅からの直線距離は1.6kmだけど、川があり、これを越えるために「Z」の文字のように歩くので遠い足滝駅はなかなかの秘境駅です。まず駅前の通りを東に700m進んで川を渡り、国道117号て右折して西へ駅と川を挟んだ対岸のあたりから、左斜めに入る坂道を登るところに「今井城 500m先左折2.8km先」の看板がありますそのまま進むとT字になるので左折し、1kmくらい進むと道がクネクネし始める。傾斜は緩いけど、長く登るので、振り返ると駅がはるか下に見えますT字から2kmくらいのところで「今井城←0.6km」の標柱で左折して進めば今井城着。ここまで車で来れます中に入ると深い堀に感動。根底...

2017/08/24 22:40安田大蔵卿秀俊
今井城:信濃川沿いを通る117号線道路の大井平バス停から車で3㎞程。それぞれの分岐に案内あり。城跡の標柱まで車で行けます。平成25年県指定史跡認定。解説板は歴史由緒に触れず詳細な地形説明のみ。

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たか
ホテルベルナティオから攻略できました

城主争い

来月度の城主争い戦況

 1位 えーほっかいさん 76

 2位 いっちょけ咲さん 71

 3位 オーイ!テツロさん 6

今井城の周辺スポット情報

 赤沢城(周辺城郭)

 津南町観光協会(御城印)

 駐車場(駐車場)

 

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