海老ヶ島城(えびがしまじょう)

 
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00時間

22

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城郭基本情報

名称(よみ) 海老ヶ島城(えびがしまじょう)
所在地 茨城県筑西市松原字城ノ内
天気情報

12/16(火) 降水確率:10%
11℃[-1]-3℃[-4] 詳細

地図 マップ周辺の城NaviConYahoo!カーナビ
分類・構造 平山城
築城主 結城成朝
築城年 寛正2年(1461)
主な城主 海老原(結城)氏、海老ヶ島氏
廃城年 慶長7年(1602)
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)
海老ヶ島城は、明野町大字松原、現在の字城之内のほぼ中心地に築城されていた。平坦な地に構築され、広さは東西300メートル、南北400メートルで、物見塚や馬場跡、空堀が残存しており、南は平沼、西は西沼、東北では深田が防御線となっている、平城型の城郭である。

「大村郷土史」には、「海老ヶ島城は大字城之内にあり、東西三町、南北四町ばかり、免責は四万坪、今やおうむね民家たり、水田を繞らして、残濠の尚存するあり、南方に塚あり物見という。西に馬場跡があり、中世小田氏の臣、平塚山城守長信之れに居る」とある。

安永年間(1772~80)の海老ヶ島城絵図によると、現在、中城と呼ばれている畑地に、本丸、二の丸、三の丸が存在していた。なお二の丸の南側は平沼へと拡がり、三の丸の側には竜泉院、鈴光寺、大勝寺、成徳院などの四か寺があり、東方の新宿(現在の海老ヶ島)に面して大手門が見られ、その東方に蔵屋敷が配されていた。

また、「お蔵屋敷」と呼ばれる場所は三の丸の西北端にあって、本丸、二の丸、三の丸が、それぞれ堀で構成されていたように、「お蔵屋敷」も堀で囲まれていた跡が見える。この外に三の丸北方の外堀に接して、不動院、弁財天があり、弁財天池は現存している。

三の丸の西方には新善光寺があり、これより離れて宝善院があり、その西隣に「論所の林」があると絵図は描いている。

城絵図が示すように、城郭の周囲は水を湛えた湿地帯が広がり、攻め難い水城の構えを示している。城に出入するには船を利用することが多かったといわれている。とくに城郭の北東部にあたる蔵屋敷に近いところに船着場が設けられ、現在でもその跡が残されている。

城郭内には、寺院が多く建立されていた。現存する竜泉院は、宍戸城主宍戸家秀が西茨城郡泉村(現岩間町)に建立した寺院で、この地に移されたと伝えられる。

竜泉院に入る参道は、現在でもかつての遺構を残しており、鈴光寺西側のやや北寄りの道路に設けられている。その参道の東端に竜泉院の第一山門があった。この山門跡を村人たちは大門と呼んでいる。

海老ヶ島城跡実測図(昭和58年9月、明野町役場作成)によれば、二の丸に面した平沼を除いた外堀の延長は、2025メートルに及ぶ。土塁については消滅部分が多く総延長は不明である。

ともかく本丸及び二の丸を含めた城跡の周囲は、実測によると1995メートルで、中世における平城形式城郭としては規模が大きい、なお本丸の周囲にある堀跡は北側の外堀に続き、これが本丸の西部から平沼へと流れ込んでいる。その堀延長は971メートルで、海老ヶ島城は湿地の中に築かれた水城であった。

また、海老ヶ島城の西北方に、今館と呼ばれる地点があり、出城的遺構が見られる。しかも、その北東部に今館集落があり、古くから比較的大きな集落があったらしい。

情報提供:筑西市教育委員会



城郭口コミ


2025/10/17 07:05マグロ常陸介祐平
四保城:関城から北東に約6kmに位置する四保氏のお城です。400m程南西にある村田屋かから移ったとされています。南北朝期には、村田四保入道が城主と推定されており、南朝方として関城や大宝城を支えていたようです。また、興国2年(1341年)に北朝方に攻められて落城したとされています。お城は台地の縁にあり、南北に3つの郭で構成され、南側の主郭には土塁や空堀が残るようです。主郭の南西部は、現代の石垣がある立派は民家の門(空き家なのか閉鎖されている)があり、西側から登れそうな雰囲気ではありますが、私有地感が強く、下から眺めることとなりました。2郭も特養が建ち、3郭もその奥の為、結局城内には入っていません。地形的...

2025/10/16 21:16マグロ常陸介祐平
村田館:四保氏が四保城に移る前の居館とされます。四保城に移ったあとは、出城として用いられたとされています。四保氏は関城の関氏同様、小山氏か結城氏の一族と思われます(小山朝政の曾孫政村(朝村)を祖とする説もあるようです。)。四保城に移った四保氏が、村田四保入道と名乗っていることから、村田館に居住していた時代は、村田を名乗っていたのかもしれません。登録城である宮城県の「船岡城」は、別名「四保館」と呼ばれ、藤姓の四保氏が城主とされることから、こちらとの繋がりがあるのかもしれません。留守文書に元亨4年(1324年)に留守氏から四保氏に嫁いだ記録があるようですので、鎌倉時代には奥州に移った一族がいた可能性があり...

城郭攻略情報


2025/10/05 13:38
焼肉安房守キング
常総線黒子駅に向かう際に攻略しました
2024/09/15 13:11
ぺんぱち右近衛少将
道の駅 しもつまで攻略
2024/04/07 20:30
伊東内蔵頭胤康
騰波ノ江駅の下館方面のホームにある待合室で攻略
2024/02/10 15:04
とら勘解由長官
常総線 騰波ノ江駅で攻略です。
2023/10/18 11:47
一七式継衛
常総線を北上中騰波ノ江駅近辺でゲット

城主争い

来月度の城主争い戦況

 1位 江津之伊予守山ちゃんさん 54

 2位 隠岐守Coltsさん 41

 3位 まことさん 34

海老ヶ島城の周辺スポット情報

 堀跡(遺構・復元物)

 内堀跡(遺構・復元物)

 本丸跡(遺構・復元物)

 石田館(推定地)(周辺城郭)

 大島城(周辺城郭)

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 稲荷様(寺社・史跡)

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