仁比山城

仁比山城([勢福寺城  周辺城郭])

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仁比山城の口コミ情報

2024年01月20日 龍馬備中守【】


佐賀県の神埼市にある【仁比山城】♪
仁比山神社の背後にある仁比山山頂付近一帯を城塞化しています♪標高222mの地点に築かれた中世の山城となります♪

山頂部からの景色は佐賀平野が広がり、麓には肥前国庁と太宰府に通じる、古代官道が東西に走ります♪北側には一際高い、脊振山が屏風の様に山陵を構え自然の要害をなしています♪

そんな仁比山城♪築城年は不明ですが、元徳3年(1331年)の仁比山神社の文書に、『仁比山衆徒御返事』とあり、仁比山衆徒の宮司の砦の様なモノがあったのかもしれません♪

正平6年(1351年)頃には、九州探題の一色範氏が居城しています♪

『右肥前の国 田手村に於て警固の上 今月七日就中 仁比山を追落し 同九日菩提寺城に於て 一色五郎以下没落の時 忠節致し候…正平八年七月 進上御奉行所』

『右去る 四月五日御所 高良山に御成り以来 所々御陣に於て警固致し…同七月七日仁比山、菩提寺城御発向の時 御手に属し 忠節を抽んで両城を追い落とす…』
コレは草野孫次郎永行の軍忠申状に記されています♪〝御所、高良山に御成り”は懐良親王の事となり、仁比山城には一時、九州探題の一色氏が在城していた事が分かります♪

更に正平15年(1360年)南朝方である菊池武光は、甥の菊池肥前守武安をこのエリアに派遣して、武家方の徹底討伐を目論みました☆菊池肥前守武安はこの仁比山城を拠点として、本告城、姉川城、牟田城、神田江城、横大路城、松崎城、菩提寺城など、諸城に軍兵を配置して、積極的に佐嘉、小城、松浦に攻め入り、江上氏、高木氏、龍造寺氏、千葉氏、松浦氏や少弐氏などとバッチバチに、やり合う動きを見せています☆

前期は九州探題の一色氏が居城し、後期は宮方の拠点となっています♪

標高222mの仁比山山頂の尾根に城郭は存在します♪幾つか郭の様な削平地がありますが、一面シダに覆われていて分かりにくいですw東側の最高所には明確な堀切が1条あります♪巨石が多くて、自然の要害感が強い印象を受けました♪馬蹄状の尾根の間には巨大な谷があり、2段の削平地状の平場あり♪武者溜まりの様に兵を溜めれそうです♪平時は、城原川が造りだした扇状地の麓で生活かな?山上は有事の際に籠る程度の印象が強くて、堀切、郭、岩などの自然物で要害感を演出♪砦感の強い城郭でありました♪
西に3キロ程の距離に勢福寺城があり、後の戦国時代にはそちらがメインの城郭となり、仁比山城は使用されなかったのでは無いか?そんな印象を受けました♪
そもそも、仁比山神社自体も郭的な要素に見える為、その規模感は結構おっきいです♪
仁比山神社方面からが、大手でしょう♪
仁比山神社を取り込んだ、仁比山城♪
神仏に手出しが出来るか?と言わんばかりに、菊池氏の陣所の構え方に、感動を覚えました♪

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