畠中城

畠中城([積善寺城  周辺城郭])

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畠中城の口コミ情報

2022年03月08日 イオ左衛門佐


詳細は不明ながら戦国期に築かれた城で、羽柴秀吉の紀州攻めに際しては神前是光を守将として根来寺に与しましたが、根来衆の籠る千石堀城が落城したことにより自焼して退去しました。

根来出城配置図によれば、近木川北岸の畠中集落を二重の堀で囲み、中央部に方形の居館を配した平城で、神前氏の子孫であり、江戸期には岸和田藩の七人庄屋に数えられた要氏の庄屋屋敷が比定地とされますが、要氏屋敷の発掘調査では畠中城の存在を示すものは発見されず、その所在地は明らかになっていません。

この日(2021/12/16)は貝塚市郷土資料展示室で企画展「貝塚八城めぐり」が開催されており、近くに来たついでに企画展を見学し、さらに徒歩圏内の畠中城(比定地の要氏屋敷)を訪れました。

要氏屋敷は周囲を土塀で囲み、南東辺に長屋門を設けた広大な庄屋屋敷で、北西辺の損壊した土塀の内側には竹藪と化した土塁が見られ、これがそのまま畠中城の遺構ではないとしても、往時の姿をイメージさせてくれました。また、要氏屋敷から南東に徒歩2分行くと、神前氏と要氏の菩提寺である長楽寺がありました。

ところで、企画展の畠中城の展示によると、要氏に伝わる記録では畠中城は集落から少し離れた位置にあったとされ、発掘調査で土器や瓦が多数発見された寺院跡を城としたとも考えられるようです。一応、その推定地(市役所の北西部)にも行ってみましたが、全くの住宅地で何の痕跡も見られず、事実はどうあれそれらしい雰囲気がある分、要氏屋敷のほうが訪れる価値はありそうです。

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