奥殿陣屋(おくどのじんや)

奥殿陣屋の基本情報

通称・別名

所在地

愛知県岡崎市奥殿町字雑谷下

旧国名

三河国

分類・構造

陣屋

天守構造

なし

築城主

松平乗真

築城年

宝永4年(1707)

主な改修者

主な城主

松平氏

廃城年

遺構

移築書院、土塁

指定文化財

再建造物

模擬冠木門、碑、説明板

周辺の城

古瀬間城(愛知県豊田市)[4.4km]
上野上村城(愛知県豊田市)[5.6km]
井田城(愛知県岡崎市)[6.4km]
松平氏城館(愛知県豊田市)[6.4km]
箱柳城(愛知県岡崎市)[6.9km]
挙母城(愛知県豊田市)[7.0km]
寺部城(愛知県豊田市)[7.8km]
岡崎城(愛知県岡崎市)[8.8km]
堤本地城(愛知県豊田市)[10.7km]
日近城(愛知県岡崎市)[12.5km]

奥殿陣屋の解説文



奥殿陣屋(おくとのじんや)は、三河国にあった奥殿藩の陣屋、および愛知県岡崎市奥殿町に1985年(昭和60年)に建てられた観光施設。

概要 

徳川秀忠に仕え、大坂の陣の戦功により3千石を与えられた松平真次が、大給(豊田市)に陣屋を構えたことから奥殿松平家は始まる。第2代乗次のとき1万6千石の大名となり、宝永4年(1707年)に奥殿に陣屋が完成したため第4代乗真が移った。以後文久3年(1863年)に信濃国佐久郡田野口村(長野県佐久市)に龍岡城を築城して藩庁を移すまで奥殿藩の中心となった。なお、藩庁の移転をおこなった最後の藩主松平乗謨(明治維新後に大給恒と改名)は、博愛社(日本赤十字社の前身)の設立に尽力した人物として知られる。

当時は御殿・役所・書院・学問所・厩・馬場などがあったが、廃藩置県後にそれらは移築や取り壊しが行われ、陣屋の跡地(岡崎市奥殿町)はほぼ田畑となった。

近辺の岡崎市桑原町にある曹洞宗の寺院・龍渓院の庫裏になっていた書院が跡地に移築され、1985年(昭和60年)4月20日、「奥殿陣屋」の名でオープンした[1]

現在は「村積山自然公園」の一部として整備され、書院や日本庭園、食事施設、観光農園などを持つ観光施設となっている。そのほか裏に歴代藩主の墓所や土塁も残されている。

NHKの連続テレビ小説『純情きらり』のロケも行われた。岡崎観光きらり百選に選定されている。

アクセス 

公共交通機関

  • 名鉄名古屋本線 東岡崎駅から名鉄バス「奥殿陣屋行き」で約30分。
  • JR東海道本線 岡崎駅から名鉄バス「奥殿陣屋行き」で約50分。

自家用車

  • 伊勢湾岸自動車道 豊田東ICから3km(約10分程度)。約100台分の無料駐車場有り。

観光情報 

  • 施設 - 書院・日本庭園・金鳳亭(食事)・各種資料館・バラ園など。
  • 料金 - 無料
  • 休館日 - 毎週月曜日と、年末年始。但し、月曜日が祝日の場合はその翌日。
  • 開館時間 - 9:30 - 16:30
  • 住所 - 愛知県岡崎市奥殿町雑谷下10番地

奥殿陣屋の口コミ情報

2023年10月16日 三河守ぱーる
奥殿陣屋



岡崎市の北部にある奥殿藩の藩庁跡です。大給(豊田市)にいた大給松平家が、幕末に田野口(佐久市にある星型要塞の龍岡城)へ移転するまでの間、ここに藩庁がありました。岡崎市と佐久市はこれがご縁で友好都市です。

大給よりも東海道寄りにありますが山に囲まれているので佐久の方がそれは住みやすそうかなと。東岡崎駅から名鉄バス(奥殿陣屋行きで終点)でも行くことができます。

書院を通り抜け、歴代藩主の廟所への坂道を登って行くと土塁も残っています。
今の時期はコスモスが咲いてますが、ほか初夏はバラと色々花や植物も楽しめます。

2022年08月30日 トーマス
奥殿陣屋

薔薇園や日本庭園があり静かに散策するのに良い雰囲気なところです。

2022年05月08日 特にありません
奥殿陣屋



陣屋より花畑と踊りイベントのお客がほとんど。歴史ファンには岡崎城や犬山城や名古屋城が優先されるかな。

2022年05月07日 ばらく~だ
奥殿陣屋



移築書院と庭園がとても素晴らしいです。案内所では、御城印ならぬ陣屋印が販売されています。一枚300円です。

2022年01月18日 三河守天天丸
奥殿陣屋



🅿&入場料無料! 美しい庭園のある、趣きある佇まい。コスプレ撮影されているお客様もいました。桜や紅葉の季節なら、もっと楽しめると思います。

2022年01月11日 いなりずし
奥殿陣屋



葉牡丹で作った今年の干支が、とても可愛らしいですよ。写真を撮るなら午前中の方が、明るくて綺麗だと思いますよ。

2021年11月28日 【城郭道】たっきー
土塁[奥殿陣屋  遺構・復元物]



陣屋より山側に存在する土塁。奥殿陣屋の遺構です。移築書院から奥殿藩藩主廟所まで歩く道の途中に両側に広がっています。左側は堀らしきところを辿って端まで行くことができます。右側の説明板がある方は奥まで行かなかったので詳しくはわからないですが、奥まで続いていそうでした。

説明板曰く、陣屋の境界を示すだけでなく、村積山から流れてくる多量の水に対する備えでもあるとのこと。こういう土塁は初めて見たのでなかなか趣があり、参考になると思いました。

奥殿陣屋ヘ攻城した際は、是非見てください。なかなか趣ありますので。

2018年07月11日 こうひろ☽
奥殿陣屋

無料駐車場も広く、とてもアクセスはいいですね。書院と蓬莱の庭は趣があり、のんびりと散歩出来ます。ゆっくり見たい方は土日の昼時は避けた方がいいでしょう。時間が無く、歴代藩主の廟所は見る事が出来ませんでしたが全体を見学するといい息抜きになります。城とは違う楽しみ方を教えてもらいました。

2016年05月10日 勝之助若狭守
奥殿陣屋

広い無料駐車場が3箇所ありアクセスも抜群です。場内も綺麗に整備されていてわざわざ足を運んだかいがありました。
書院や休憩所、トイレなど施設もしっかりしており一見の価値ありだと思いました。

2012年10月01日 左近衛大将無城主格宇京
奥殿陣屋

月曜は休館かな?
休館日だと知らずに侵入したら警報機が…
用務員のオジさんに声かけて事なきを得ました

2012年04月21日 伯耆守雄三
奥殿陣屋

チューリップや菜の花が咲いています。暫くすると薔薇が咲き賑やかになります。

奥殿陣屋の周辺スポット情報

 土塁(遺構・復元物)

 真福寺城(周辺城郭)

 奥殿藩藩主廟所(寺社・史跡)

 奥殿陣屋案内所(御城印)

 駐車場(駐車場)

 模擬冠木門(関連施設)

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