朝日遺跡
朝日遺跡([清洲城 周辺城郭])
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朝日遺跡の口コミ情報
2022年06月19日 【城郭道】たっきー
朝日遺跡、愛知県清須市。
弥生時代前期から古墳時代前期(紀元前6世紀〜紀元後4世紀頃)までに営まれた全国有数の規模を誇る集落であり、東海地方最大の弥生集落です。
1970年代に道路建設に伴う大規模な発掘調査が始まりました。それまでそれぞれの遺跡が点在して存在したものと考えられてきましたが、まとまりのある一つの遺跡であるということが明らかになり、この辺りを『朝日遺跡』と呼称するように統一されました。範囲は南北0.8キロ、東西1.4キロで面積は80〜100万平方メートルと推定されています。
居住地を取り囲むように墓域がつくられ、特に東側と西側に大規模な墓域が広がっていました。
発掘調査では環濠、逆茂木、乱杭など後世のお城に通ずるような防御施設も発見されています。
2012年9月6日に朝日遺跡の主要な出土品2028点が国の重要文化財に指定されました。詳細をいうと、『土器・土製品』が727点。『木器・木製品』が253点。『石器・石製品』が650点。『ガラス小玉』が121点。『金属製品』が37点。『骨角牙貝製品』が240点です。東海地方を代表する弥生時代の大規模集落の出土品一括として、全国的にも貴重な資料となっています。
現在、遺跡には二つの資料館があります。また、復元された竪穴住居、高床倉庫、堀などもあります。
非常に見応えがある遺跡です。清洲城からも近く、駐車場もあるのでぜひ行ってみてください。