和合城

和合城([葛尾城  周辺城郭])

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和合城の口コミ情報

2020年04月05日 内記かずりヾ(・ε・。)


和合城は村上氏連珠砦の一つ、葛尾城の南東約6.0km、標高1077mの虚空蔵山から西南へ延びる標高654.8mの尾根上突端に主郭が存します。南麓からの比高は240m位でしょか。三方を断崖で守られ、東北側のみが山側に通じています。往時は千曲川に張り出すように立地していたことでしょう。

北国街道を上田から坂城へ向けて車を走らせていると、信濃鉄道の西上田駅、テクノさかき駅間で一際自己主張する尾根の張り出しが見えますが、お城は正にそこにあります。ちなみに逆に走ると通称三の郭と通称四の郭を隔てる大堀切が下界から確認出来ますが事故んないで下さいまし。

お城は狼煙台として機能していたと考えられていますが、このお城の通称本郭に上がれば誰しも納得出来るでしょう。葛尾城はおろか周辺関連諸城の相当数を見渡す事が出来て実に素晴らしいロケーションです。村上氏が越後へ落ち延び、この地域が武田氏の勢力下に入ると使われなくなったらしいですが、天正壬午の乱の際に他の連珠砦と同様に上杉方の虚空蔵山城を中心とする支城の一つとして再利用され、真田氏の抑えとして信濃の国人領主、島津忠直(薩摩島津氏の庶流です。)が城代となりました。

お城は素晴らしいです。郭は4つ、通称本郭と通称三の郭には土塁がはっきり残り、石積みも確認出来ます。面白いのは尾根の突端に向かうに従い段々が高くなっていくところで、普通とは逆になっています。素敵過ぎるのはこのお城、北東側山側背後の高所、菖蒲平や付近にある物見城から削平された郭の段々がぽっかりと確認出来る事!整備が継続して行われているのか(案内板も新しい。)、中々他では見れない光景だと思います。残念なのは通称ニの郭の腰郭辺りに送電線の鉄塔が建っている事でしょうか、写真撮影の邪魔を見事にやってくれています。それでもきちんと削平された通称本郭に建てなかったのは御の字と言うものでしょう。

行き方はたぶん3ルートありますが、北西麓にある墓地から登って行くのが1番シンプルでしょう。ちなみにこの道は虚空蔵山縦走ルートの一つでもありまして、写真トランス状態で撮っていたら、登山者に背後から声掛けられて死ぬ程びっくりしました。

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