大遠見城(乙女城)
大遠見城(乙女城)([御影陣屋 周辺城郭])
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大遠見城(乙女城)の口コミ情報
2021年11月26日 内記かずりヾ(・ε・。)
大遠見城(乙女城)は御影陣屋の西北約3.6km、標高約759mの台地上平場に主郭が存します。
行き方は…誰も行かないと思うし、概ねの位置を把握してても現地で正確な場所を特定するのは非常に困難(40分位うろちょろしたよ…)です。どうしても訪ねてみたいという方はリア攻めマップを参照して下さいまし。説明出来るような目標は一切ありません。
築城年代、築城者は不明です。高台に物見台として築かれたようで要害性は全く持っておらず、それ以外の用途はとても考えられません。ちなみに守る気も全く感じられない(攻められたら逃げるのだ。)です。
さて、全国各地には「乙女」て地名が結構ありますよね。地名に関わる乙女伝承、伝説なんかも沢山残っている事でしょう。ただ浪漫のかけらも無いですが、これらは後付けのものが殆どらしいっす。「乙」は「崖」に通じ、「女」は「目」に通じるそうで、つまりは崖端の境目を意味するものなんだそうです。このお城は乙女城の名称で里伝として伝えられてきたそうで、大遠見城の場合はと言うと…「おおとおみ」→「おおとおめ」→「おおとめ」→「おとめ♪」…もぅどうでもええわ…
お城の現況は雑木林、耕作地となっています。信濃のお城の神は城域北辺を現地に残る堀形(藪で写真は無理っす。)とした可能性を指摘していますが、確認してみてもやっぱり難しい…物見台規模の縄張のくせに一応副郭(通称2郭)を持ってたりもしますが、こちらもいずれはただの斜面になる事は明白でとても厳しい感じです…
通称2郭の東側には旭の鏡石なる名石(長野県町村誌の主観…)が小屋掛けされて鎮座しています。丸石の真ん中に円形の鏡様の形が浮き出ている物なんですが、興味が無ければ写真を撮り忘れても全然後悔しないレベルです。