長張城

長張城([御影陣屋  周辺城郭])

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長張城の口コミ情報

2021年11月02日 内記かずりヾ(・ε・。)


長張城は御影陣屋の北西約3.8km、標高約852mの台地緩斜面上の高まりに主郭?が存します。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。主郭?の現況は駒形神社となっています。

築城年代、築城者は不明です。長野県の中世城館跡・分布調査報告書に縄張図の記載があるのですが意味不明です。現況は東西約150m、南北約500mの耕作地の中にアイランド形式で概ね5つ郭が点在していますが、各郭間の連絡が殆ど取れておらず、信濃のお城の神の言葉を借りれば「城としての縄張りが見えてこない。」って感じです。整地に伴う改変があったのかは知らんけど、主郭?以外は難し過ぎるお城である事は間違い無いところです。

〜佐久平のお城について〜その3

佐久平の地形は概ね平坦な高原性の台地です。国人領主や土豪の多くはその所領内に山地を持たず、必然的に田切地形の台地上を活用して城館を築いていたと考えられます。田切地形の凹部を自然の障壁とし、これに面した、もしくは囲われた台地上の端部等が縄張として利用され、その城域面積は台地上の総面積に比例して広大となります。

山城と比較して跡地の利用は後世必然的に盛んとなりますが、平坦な台地上である事、元来人々の生活圏に密着している事も手伝って改変が著しいものが大多数を占めます。複雑な縄張を元々必要としない(土塁すら必要としないものが多い、連続する台地上を空堀で切れば事足りる。)のも事実でしょうが、確実に遺構と呼べるものが確認出来ない事が多く城域の判定にさえ困難を伴います。

佐久平のお城は城域内に足を踏み入れるよりは周囲から田切地形の要害感を愛でるのが正解だと思います。耕作地や住宅地を見たってしょうがないでしょう。皆様もいつもとは違うお城の楽しみ方を是非味わって下さいまし。

おしまい。

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