上ノ山城
上ノ山城([武居城 周辺城郭])
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上ノ山城の口コミ情報
2021年02月25日 内記かずりヾ(・ε・。)
上ノ山城は武居城の西方約7.3km、標高918.7mの上ノ山から北東へ延びる尾根上、標高約860mのピークの一つに主郭が存します。北麓からの比高は130m位でしょか。
築城年代、築城者は不明ですが、小笠原氏によって築かれたものと推測されています。お城の北方には桔梗ヶ原があり、南北朝時代には南朝方の宗良親王と北朝方の信濃守護小笠原長基が、戦国時代には小笠原長時と武田晴信が戦火を交えました。又、桔梗ヶ原の大門は江戸時代に中山道が開通すると宿場町として栄えたそうです。何れにせよ上ノ山城の北麓周辺は古くから交通、軍事上の要衝の地でありました。
行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。ただ登城口はとんでもない場所を案内するので近くまで来たら国土地理院の地図等を確認して下さい。南麓からの林道を使えば主郭まで車で行けます。が、自分これに気付いたのはリア攻め後でして、Googleマップの案内のとおりに行きました。車を捨てて徒歩で北麓へ進むと中央本線の線路にぶち当たる…踏切らしきものは何処にも見当たらない…どうしよかと困っちゃってると、突然謎の飛行物体が上空に現れ、そこから発せられる強烈な光に全身が包み込まれたかと思うとそれからの記憶が全く無い…意識を取り戻すとなんとお城の北側尾根に横たわっているじゃないですか。身体を調べても特に何かを埋め込まれた様子も無いのでそこからは気持ちを切り替えて直登しました。
お城は展望台として整備されている他、TV中継アンテナ、秋葉社が建っている非特定複合用途です。改変が多いのですが、それ以外の部分に結構お城の遺構が残っています。林道開発によって二重堀切や竪堀?が半分位になってたりしますが、直登したことによって普段目に付く事のない堀切を見付けたりする事も出来ました。主郭には土塁、主郭周りには横堀なんかもありますね。
狼煙台として認知されているようですが、それにしては立派過ぎる…北西麓にある西福寺は居館跡だったようなので恒久的な山城として整備されたものと個人的に考えます。
このお城からは松本平が綺麗に一望出来ます。狼煙揚げれば井川城にも伝わるかな。車横付けで登城出来ますので、お近くに来る事がありましたら是非訪ねてみて下さいまし。