蒔田城(まいたじょう)

蒔田城の基本情報

通称・別名

吉良氏館

所在地

神奈川県横浜市南区蒔田町

旧国名

武蔵国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

吉良頼康

築城年

室町時代

主な改修者

主な城主

吉良氏

廃城年

遺構

消滅

指定文化財

再建造物

説明板

周辺の城

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蒔田城の解説文



蒔田城(まいたじょう)は、神奈川県横浜市南区蒔田町にあったとされる日本の城。武蔵世田谷(東京都世田谷区)と共に蒔田を領有した吉良氏の居城とされる。

概要 

現在、学校法人横浜英和学院が所在する大岡川右岸の標高35メートル程の台地上にあったとされ、学院敷地内が本曲輪だったとされる。大正期には学院が建設されていたため、主要な遺構は削平された可能性が高いが、周辺に空堀や腰曲輪と見られるものが残るという[1]

蒔田の吉良氏

吉良氏は足利将軍家の分家であり「御所(足利)が絶えれば吉良が継ぎ、吉良が絶えれば今川が継ぐ」 といわれるほど高い家格を持ち、世田谷城に拠ったが、軍事的には強大化せず戦国時代には後北条氏の勢力下に入った。ただし、その所領は『小田原衆所領役帳』に見えず、判物などの文書を独自に発給していることから、後北条氏配下にあっても特異な位置にあったと見られている [2] 。蒔田城の築城年代は不明だが、 15世紀末頃の吉良成高、あるいは吉良頼康の代には蒔田の地を領有し、「蒔田御所」と呼ばれたという [3]

供養塔

城跡の東南麓にある龍祥山勝國寺は吉良氏の菩提寺とされ、4基の五輪塔が「吉良家の供養塔」として横浜市地域史跡に登録されている[4]

成美学園遺跡

英和学院の校名が「成美学園」だった時期(1939年~1996年)の1984年(昭和59年)、グラウンド整備に伴い校庭の一部で発掘調査が行われた。その結果縄文時代前期・弥生時代・古墳時代の竪穴建物跡など、古代の集落が検出されたものの、城郭関連遺構は発見されなかった。ただし、中世の遺物として火鉢片が1点出土したという[5]

参考文献 

  • 横浜市歴史博物館 2014『蒔田の吉良氏-戦国まぼろしの蒔田城と姫君-』横浜市ふるさと歴史財団

蒔田城の口コミ情報

2022年03月28日 左近衛少将てつ
蒔田城

横浜英和女学院正門前に成美学園遺跡の説明板があり、蒔田城が紹介されています。

2021年05月13日 みっちゃん
蒔田城



車で行ったのですが最後ドンドンと高い所へ登ることになりちょっと不安でした。口コミに正門に説明文がある、とありましたが見つけられませんでした。

2021年02月28日 ファン掃部助トム治郎
蒔田城

蒔田駅南側の丘の上にある横浜英和学院が城跡のようです。蒔田駅地上口にでてまっすぐ丘を取り巻くように小道をあるくと勝國寺があり吉良家の供養塔を拝めます。駅から右にしばらく歩き、宗教法人のビル前から上に向かう階段を登ってもいけます。学校前なのて写真撮影は控えました。

2020年05月10日 五瓜ニ唐花紋太政大臣や~きみ
吉良氏と護国寺の関係[蒔田城  碑・説明板]

吉良氏の供養塔があります。

2020年05月10日 五瓜ニ唐花紋太政大臣や~きみ
公園入口[蒔田城  その他]

ここが馬場だった模様。

2020年05月10日 五瓜ニ唐花紋太政大臣や~きみ
公園[蒔田城  その他]

ここが馬場だった模様

2020年05月10日 五瓜ニ唐花紋太政大臣や~きみ
説明板[蒔田城  碑・説明板]

城の縄張りの図が書いてあります。

2020年05月08日 五瓜ニ唐花紋太政大臣や~きみ
蒔田城

城の山頂の学校の壁沿いに説明板があります。
また東側のふもとの蒔田の森公園にも蒔田城の説明板があります。
他には南側の方のお寺にも説明板があります。
南側のお寺 勝國寺には吉良氏の供養塔があります。


蒔田城の周辺スポット情報

 説明板(碑・説明板)

 吉良氏と護国寺の関係(碑・説明板)

 吉良家供養塔説明(碑・説明板)

 護国寺由来吉良氏(碑・説明板)

 吉良氏墓所案内(碑・説明板)

 辰巳の門(碑・説明板)

 鎌倉街道下ノ道・道標(碑・説明板)

 鎌倉街道弘明寺道・餅井坂・説明板(碑・説明板)

 吉良氏供養塔(寺社・史跡)

 護国寺(寺社・史跡)

 遺跡看板(寺社・史跡)

 弘明寺観音(寺社・史跡)

 化粧の井戸(寺社・史跡)

 公園(その他)

 公園入口(その他)

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