堺城(さかいじょう)

堺城の基本情報

通称・別名

堺環濠

所在地

大阪府堺市堺区宿院町東他

旧国名

和泉国

分類・構造

平城、環濠都市

天守構造

築城主

大内義弘

築城年

室町時代

主な改修者

主な城主

大内氏

廃城年

遺構

指定文化財

再建造物

周辺の城

堺台場(大阪府堺市)[1.4km]
東村砦(大阪府堺市)[3.5km]
家原城(大阪府堺市)[4.1km]
我孫子城(大阪府大阪市)[4.3km]
寺岡砦(大阪府大阪市)[5.3km]
新堀城(大阪府大阪市)[5.8km]
木津川台場(大阪府大阪市)[6.6km]
綾井城(大阪府高石市)[7.0km]
丹南陣屋(大阪府松原市)[7.7km]
陶器城(大阪府堺市)[8.0km]

堺城の解説文

堺環濠都市遺跡は、南北約3㎞、東西約1㎞に及ぶ広大な遺跡であり、その範囲は東を阪神高速道路堺線、西を内川、北を南海線七道駅付近、南を土居川(どいがわ)に囲まれた内側となる。

また中世までの海岸線は、現在の紀州街道(阪堺線)あたりであったとされ、室町時代の堺城の主郭は、紀州街道から阪神高速道路堺線の間にあったと思われる。

堺城の口コミ情報

2023年05月13日 天道式部卿早雲
ザビエル公園[堺城  碑・説明板]



ザビエル公園(戎公園)堺商人日比屋了慶の屋敷があった推定地で、フランシスコ・ザビエルが堺での拠点にしたとのこと。広い公園です。トイレあり。案内板には近くの史跡跡や石碑の簡略図もあります。

2023年04月30日 和泉守長流
堺城

堺中心部で育ったが「堺城」よりも「堺環濠」の方が聞き覚えあるかな。大仙陵古墳のように、堺育ちとそれ以外とで教わった呼び名が違うのもよくあることのような気がする。

2023年03月18日 大納言Z武蔵守369
飯匙堀[堺城  寺社・史跡]



「いいがいぼり」と呼ぶ。

住吉大社の頓宮であった宿院頓宮内にあり、「しゃもじ」に似ていることからこう名付けられた。堀といっても水はないです。

実はこの堀はたとえ大雨が降ろうとも全く水が溜まることなないと言われています。

2022年10月21日 百済門徒衆修理大夫とら❖
さかい利晶の杜[堺城  関連施設]



かつての戦国の堺を知るにはここです。館内のボランティアガイドさんが詳しく解説してくれました。国宝の利休が作った二畳の茶室『待庵』の復元茶室があり、入ることができます。

畳に座り、利休がすぐ目の前で茶を点てて、一対一で対面していることを想像すると、とてつもなく緊張感があったことだろうと思いました。これこそが利休の真剣勝負の世界だったのかなと思いました。とても素晴らしい施設です。専用コインパーキング有り。

2022年10月21日 百済門徒衆修理大夫とら❖
顕本寺・三好元長墓所[堺城  寺社・史跡]



駐車場は西側入口から狭いですが、境内地に突っ込むようです。

2022年10月21日 百済門徒衆修理大夫とら❖
妙国寺[堺城  寺社・史跡]

永禄年間に三好実休が日珖上人を開山として建立した日蓮宗の寺。堂塔伽藍を備えた大坊であったが、度重なる戦乱で消失。空襲で焼け残ったのは経蔵のみであったが、中の宝物のみ辛うじて残り、宝物資料館にて展示している。

三好実休肖像画、伊達政宗書状、織田信長寄贈アワビ貝、小堀遠州の茶杓、加藤清正の宝剣、大正天皇の玉座等貴重な物が多数あるが、撮影禁止のためここには載せられない。

徳川家康が本能寺の変の際、この寺に逗留し、大坂冬の陣でも陣所とした。その時、大蘇鉄を愛でて詠んだ家康の歌碑が庭にある。信長も愛でた蘇鉄の枯山水の庭園は見事である。

拝観時間10時から16時30分
拝観料 400円
駐車場あり

2020年12月27日 天道式部卿早雲
三好屋敷・海船政所推定地[堺城  碑・説明板]



信長より前時代の三好之長からはじまり、元長・長慶・義継など三好氏が堺の拠点とした屋敷の推定地
遺構はありませんが、「東西約650m、南北これに倍す」という記述が江戸中期に編纂された堺の史書にあるそうです。また、館の中央に高楼があり有事には鐘・太鼓を鳴らし一族郎党に知らせたらしいです。
単なる政庁ではなく兵を駐屯させた軍事施設とも考えられています。
ただ、一次資料にはその存在は確認できず、あくまで江戸時代の書物にあるだけで、記されている年代も食違いがあるため、創作の可能性もあるそうです。
そういう記載があるということは、三好氏が堺を拠点もしくは堺と共存共栄したという証でもありますね。

2020年12月27日 天道式部卿早雲
海船政所跡[堺城  碑・説明板]



三好氏が堺の拠点とした屋敷・の推定地です。遺構などはありませんが、江戸中期に書かれた堺の文書に記述があるそうです。
大正8年に建てられた石碑です。

2020年08月15日 福山治部丞武市
堺城

城らしいものがないのでリア攻めは大きな道路の真ん中です。横断歩道の途中の島でポチっとしました。千利休屋敷跡ではボランティアの方が説明してくれます。南宗寺には家康の墓があり影武者説が実感できます。外から覗くことはできますが、中に入ってじっくり見るなら拝観料がかかりますよ。

2020年02月03日 天道式部卿早雲
顕本寺・三好元長墓所[堺城  寺社・史跡]



法華宗(日蓮宗) の寺院
大阪夏の陣や第二次世界大戦などで焼失するが、その度に再建され、平成15年に現在の新本堂が創建される。
三好長慶の父、三好元長の墓があります。
堺幕府(異論・異説あり)
当時の将軍足利義晴を京から追い出し、足利義維を公方、細川晴元を管領として元長が軍事の中心を担当し、貿易などのつながりから、5年間堺に幕府をおいた。
晴元が力をつけた元長を疎むようになり対立し、一向宗と手を結んで元長を追い詰める。
元長は顕本寺に立て籠もるが、抗戦虚しく覚悟を決めて自ら割腹したあと、自分の臓物を取り出し天井にぶち当てるという、壮絶な最期を遂げたと言い伝えられています。

2020年02月03日 天道式部卿早雲
武野紹鴎屋敷跡[堺城  碑・説明板]



千利休の茶の師匠で豪商の武野紹鴎の屋敷跡
武野紹鴎は茶の湯中興の祖の一人で、利休は茶の「術は紹鴎、道は珠光より」と言っている。珠光はそれまでの豪華な茶の湯から脱却・洗練し禅の精神をとりいれ茶道・侘び茶の創始者と言われる村田珠光のことで、武野紹鴎は珠光の流れをくむ茶人に師事して侘び茶を発展させた。

利休以外にも、足利義輝、荒木村重、津田宗及、細川幽斎、松永久秀、三好実休、丿貫などのそうそうたる人物達が茶の湯の弟子と数えられている

2019年05月19日 天道式部卿早雲
妙国寺[堺城  寺社・史跡]



日蓮宗(法華宗)の寺院 1562年に創建され、信長ゆかりの大蘇鉄があったり、家康が宿屯所としたお寺
見どころ
・樹齢1,100年の大蘇鉄 信長が安土城に移植したが、「堺に帰りたい」と毎夜大泣きするため、信長が切り倒そうと部下が刃を入れたが、切り口から赤い鮮血のようなものが吹き出したため、さすがの信長も恐れをなして、もとの妙国寺に戻したという言い伝えがある。国指定の天然記念物 
・日本唯一の蘇鉄の枯山水庭園 
・千利休寄贈の「六地蔵灯篭」「瓢箪型手水鉢」
・徳川家康の宿屯所
 堺見物していた時に本能寺の変の報を聞いて、切腹しようとしたが家来達に諭され、世に言う神君伊賀越えの始まりの地
・幕末、堺事件の土佐藩士切腹の地

拝観料400円

空襲で経堂以外はほとんど焼けてしまったそうですが、大蘇鉄は無事残ったそうです。
経堂には貴重な宝蔵物が残り、展示室で見ることができます。
拝観料はいりますが、是非立ち寄ってみて下さい。

2019年05月19日 天道式部卿早雲
南宗寺[堺城  寺社・史跡]

三好長慶が父・元長の菩提を弔うために創建された寺院です。大坂夏の陣で焼失するが、場所を移動して沢庵宗彭らによって再建される。

見どころ
・三好長慶像
・千家代々の供養塔
・十文字が刻まれている墓石(キリシタン?) 
・国指定の枯山水庭(古田織部や小堀遠州ゆかりの庭園?) 
・八方睨み龍天井図
・利休ごのみの茶室 実相庵
・葵御紋の唐門
・伝 徳川家康の墓

夏の陣で後藤又兵衛に槍で突かれ致命傷を負い、この地で力尽き葬られたという言い伝えがあります。

徳川秀忠が将軍を退位時、その後家光が即位することを天皇・朝廷に報告するため江戸から上洛する際に京都に行く前に、両人ともわざわざ堺・南宗寺に寄っていったという記録があるらしいです。拝観料400円 ガイドさんいらっしゃる時は是非ご一緒に回ってみて下さい。

2019年05月19日 天道式部卿早雲
仁徳天皇稜(大仙陵古墳)[堺城  寺社・史跡]

日本最大の前方後円墳
秀吉が狩り場にしたという記録が残っています。
2019年(令和元年)7月に世界遺産登録


2017年04月16日 ねこ治部丞すずめ
堺城

城めぐりのMapで案内されたところは、宿院の道路の真ん中で遺構も説明板も何もありませんでした(^^;。写真を投稿するなら其処から移動する必要があります。北に行けば七道、東には土居川公園、南は土居川があり、西には大浜公園があります。

2016年09月30日 野呂利左衛門督休三
堺城

「さかい利晶の杜」は堺を代表する文化人の千利休と与謝野晶子を紹介しています。2015年3月20日にオープンしたばかりです。一階には観光案内展示室と利休の展示の千利休茶の湯館、茶の湯体験施設があります。二階が企画展示室と与謝野晶子記念館です。
観光案内展示室には昭和初期のジオラマと床に幕末文久年間の堺絵図があります。観光案内展示室のみが無料。入館料は一般三百円。茶の湯体験は別途。

さかい利晶の杜と細い通りを挟んで利休の屋敷跡があります。元はもっと広かったそうですが、利休直系は息子の代で断絶し、持ち主が変転し、切り売られてしまったそうです。一画が裏千家に買い取られ、さかい利晶の杜の開設にあわせて整備・公開されたそうです。
当時のものとしては井戸だけだそうです。ちなみに井戸屋形も最近のもので縁の大徳寺の山門の廃材を用いているとのこと。

2013年09月26日 銀英5ロイエンタール左近衛少将
堺城

堺市博物館(常設展示は大人100円、特別展は別途)に城郭都市堺と古墳に関する展示があります、大半は古墳関係ですが、川と寺院をうまく使って、総構えのような都市形態が見学出来ます パンフレットには大人200円と記載されてましたが100円で入れました
尚堺市博物館は大仙古墳(伝仁徳天皇陵)側の大仙公園内にあります
開館時間09時30分〜17時15分 入館は16時30分まで
休館日、月曜日(祝、休日は開館) 年末年始となってます 駐車場は50台は駐車可能、2時間200円
公園内には茶室があり庭園の見学等も可能です



堺城の周辺スポット情報

 堺の環濠・お堀(遺構・復元物)

 小西行長屋敷跡(碑・説明板)

 武野紹鴎屋敷跡(碑・説明板)

 海船政所跡(碑・説明板)

 三好屋敷・海船政所推定地(碑・説明板)

 ザビエル公園(碑・説明板)

 仁徳天皇稜(大仙陵古墳)(寺社・史跡)

 南宗寺(寺社・史跡)

 妙国寺(寺社・史跡)

 千利休屋敷跡(寺社・史跡)

 顕本寺・三好元長墓所(寺社・史跡)

 泳山古墳(寺社・史跡)

 与謝野晶子生家跡(寺社・史跡)

 飯匙堀(寺社・史跡)

 堺市博物館(関連施設)

 さかい利晶の杜(関連施設)

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